第43回全日本中学選手権競漕大会が福井県美浜町久々子湖にて行われました。風は終始穏やかで、晴れ渡り、気温がとても高い中での競技となり、熱中症等により棄権となってしまうクルーもありました。結果は以下のとおりです。
男子シングルスカル
・潮来選抜A(小堀)第9位
・潮来選抜B(下河邉)予選敗退
・潮来選抜C(高下)敗者復活にて棄権
女子ダブルスカル
・潮来選抜(土子、高田)予選敗退
男子ダブルスカル
・潮来選抜A(島田、小林)準決勝敗退
・潮来選抜B(石津勇、石井)準決勝敗退
男子舵手付きクォドルプル
・潮来選抜(出口、藤﨑、石津有、上原、箕輪)第6位【入賞】
女子舵手付きクォドルプル
・潮来選抜(萩原、椎名、濵田、大塚、中村)第6位【入賞】
大会を通して、潮来選抜の選手たち(サポート含)は、体調管理をしっかり行い、精一杯頑張ることができました。今大会も、潮来選抜は「水の上でも陸の上でも日本一」のスローガンを掲げて、練習に取り組み、大会に臨みました。今年の選手は3年生がとても少なく、2年生中心の若いクルー編成となりました。「偉大な先輩たちに続け」という思いをもって頑張ってきました。どのクルーも潮来での漕ぎを久々子湖でも発揮し、納得のいく結果となりました。そして、若いクルーだからこそ、課題を持ち帰ることができました。大会前から分かっていたことですが、潮来選抜の選手たちが全国で活躍するためには「パワーが圧倒的に不足している」ということです。男女とも「筋力」「スタミナ」の両面で全国トップレベルには遠く及びません。さらなる高みを目指し、精進していきましょう。
陸での行動は、大変立派だったと思います。3年生キャプテンを中心に、互いに声を掛け合いながら、行動することができました。大きな掛け声で艇を運び、安全面にはいつも気を配り、仲間のために走って動くなど、はつらつとしていました。一人一人はまだまだ頼りないところもありますが、チームの一員としての自覚とプライドをもって戦い抜くことができました。この点については、自慢できる選手たちと言えます。よく頑張りました。また、要所要所で先頭に立ち、チームを牽引してくれた3年キャプテン、よく頑張りました。先輩たちからチームを引き継ぎ、後輩たちにつながるようにと一生懸命努力し続けてきました。誰よりもボートが好きで精一杯努力する姿勢は、後輩たちの励みであり、尊敬に値する背中であったと思います。本当にお疲れ様でした。
今年の潮来選抜の結果は、例年と比べると華やかさにかけますが、選手たちは大変良く頑張りました。選手たちはすでに次の大会に目が向いています。どの団体よりも早く、再出発ができそうです。今後の潮来選抜の活躍に御期待ください。
今大会では、福井県ボート協会の皆様には急なアクシデントに対応してくださいました。本当にありがとうございます。チーム一同感謝申し上げます。また、選手の体調不良時に対応してくださった審判員や救護の方々にも深く御礼申し上げます。
潮来から応援してくださったボート関係者及び保護者の方々、学校関係者の皆様、たくさんのご支援をいただいた潮来市、現地まで応援に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様のお陰で、選手たちは、無事に大会を終えることができました。顧問一同感謝申し上げます。
これからも潮来選抜への応援お願いいたします。
潮来選抜指導者一同